炎の写真展

日本燃焼学会 第1回『美しい炎』写真展日本燃焼学会会長賞


NSYMPO MARK

「平面状乱流予混合火炎(レーザトモグラフィーによる可視化)」
矢作裕司,植田利久,溝本雅彦
慶應義塾大学

作者コメント
 対象となっている火炎は,プロパンと空気の混合気を画面の下から上向きに噴出して固体壁面(緑色の円弧)に衝突させることによってよどみ点流れ場を形成し,そこに点火して得られたものです.混合気中にあらかじめシリコンオイルの微粒子を浮遊させておき,これにシート状のレーザ光を照射してその散乱光を,高感度フィルムを用いて撮影しました.

日本燃焼学会 第1回『美しい炎』写真展JFRC会長賞


NSYMPO MARK

「燃える炎」
古川純一
東京都立工業高等専門学校

作者コメント
 この火炎は,プロパン・空気混合気を円環から高速(20m/s)で流出させ,その周囲のノズルから低速(2m/s)で流出させた時に生じるせん断領域に形成される乱れの強い予混合火炎です.この写真は,閃光時間20μsの光源を用いて,カラーシュリーレン歩により撮影しました.瞬間的に見た乱流火炎は,非常に細かい凹凸から成り立っているのがよくわかります.写真コンクールでしたので,題名はちょっと砕けて,"燃える炎"としてみました.